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My Fair Princess

My Fair Princess / Kawakami Princess

Oct 19, 2008 / Tokyo RC / The Fuchu Hinba Stakes (GⅢ)

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だれにでも、理性・自制心を失わせるくらい強く惹かれる対象が何かひとつ、
もしくはいくつか、あるんじゃないだろうかと思う。

私の場合、そのひとつは 強くて美しい馬 である。

邂逅の衝撃度からすると、テレビで見た若駒Sのディープインパクトより
肉眼で見たスイートピーSのカワカミプリンセスの方が間違いなく大きい。
その日、パドックにいた18頭のなか、唯一煌然としか映らない彼女の姿
から、もうどうしても、目が離せなくなったのだった。

Apr 30, 2006 / Tokyo RC / Sweet pea Stakes

のちに無敗でオークス・秋華賞を制し、三歳牝馬の頂点に立ちながら、
いくつもの苦難との戦いに、その身を置かなければならなくなってしまった。
2006年エリザベス女王杯1着→12着へ降着処分、主戦ジョッキーの引退、
心も身体も調子を崩し、あげくの果てに骨折。
早熟がちな牝馬が、走り盛りの11ヶ月間もレースから離れることに……。

だから、今年復帰が決まったときには、あまりのうれしさにまた(また?)
私は理性を失いそうになった。
幸か不幸か、復帰戦は中京競馬場。遠い。自制心を取り戻して、テレビで
静観……は出来たが、無事ゴールしたあとにすさまじく号泣したことは、
一緒に居たねこたちしか知らない。

で、復帰2戦目が今回の府中牝馬S、東京競馬場。
行かないわけにいかない。だれがとめようと。だれもとめなかったけど。

理性は保った。
そのくせ写真がちゃんと撮れてないのは、いつものこと。
ただ、記録メディアが空になるまで連写しつづけたゴールまでの画像の
なかに、水平方向の流し撮りなのに縦ブレが何枚もあったのは、ナイショ。

Oct 19, 2008 / Tokyo RC / The Fuchu Hinba Stakes (GⅢ)

勝って欲しかったけど、2着。ええもちろん、充分。
残り数十メートルでブルーメンブラットにかわされかかったとき、一瞬だけ
差しかえし、それ以上ジョッキーが無理をさせなかったらしきこと、連写画像
見ていくとわかった。ほぼボケボケブレブレなので、確証にはならないが。

無理をさせなかった。これ、大切。すごくすごく大切。さすが横山J。

というわけで、
次走、因縁のエリザベス女王杯だとしたら……私の理性は、大丈夫か?

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いつもなら↑mixiあたりに投下する長文。
理性崩壊の兆しを誘ったのは、だれですかー?(笑)

Comments:3

オールドモバード 2008-10-22 (Wed) 20:34

かのんさん、こんばんは。

理性を崩壊させてしまってゴメンなさ~い。(笑)
女王杯のあの事件が彼女の馬生を狂わせてしまいました。牝馬の場合、一旦崩れてしまうと
2度と元の力を取り戻せないことも多いのですが、見事に復活しましたね!今度はやってくれると
信じましょう。

しかし、かのんさんの文章を読んでいて、私のすべてがテンポイントと共にあったあの年を思い
出してしまいましたよ。どうしてもトウショウボーイに勝てなかった彼が、5歳(今の4歳)の秋を
迎えて信じられないような馬体の成長を遂げていたあの京都大賞典。61kgを背負って初めて
正攻法の逃げを打ち、4角を回って追い出すと一瞬にして他馬をちぎり捨てたあの衝撃的な
レースの日。戻ってきた彼にフェンスにぶら下りながら叫びました。「今度は絶対に負けるなよ~!」
それから有馬記念のその日まで、毎日考えるのはトウショウボーイをどうすれば打ち負かすこと
ができるか、それだけ・・。結論は、彼よりも前で競馬すること。前から追い出せば絶対に負けない。
小川調教師も鹿戸騎手も同じ考えだったことはレースのビデオを見てもらえれば分かります。

そしてあの運命の有馬記念の日。今度の女王杯が、あのような素晴らしいレースになりますように!

長文ゴメンなさい。つい興奮してしまって・・(汗)

オールドモバード 2008-10-22 (Wed) 20:40

ごめんなさい。61kgじゃなくて63kgだった。
今では考えられない負担重量。これで楽勝してしまったことが後の悲劇を生むことに・・(涙)

かのん 2008-10-23 (Thu) 01:34

>オールドモバードさん
いや、まだ崩壊までいってないですからーっ!(笑)

胸の熱くなるコメント、本当にありがとうございます。
オールドモバードさんはTTG時代の目撃者でしたね。
今年のダービーの時、テンポイントのことを教えていただき、彼が如何に強く美しい馬であったかや、
TTG時代のこと、さらに遡って、クワモカ・ワカクモのことも知ることができ、とっても感謝しております。
有馬記念のビデオも見ましたよ! 競馬を知る人の多くが、あの1977年の有馬記念を一番の名勝負
であると仰るのがわかります。強いライバルと力の限りを尽くすようなレースが出来たのは、競走馬
として(関係者も)とても幸せなことだったのではないかと思います。ただもうその後の悲劇には涙する
しかありませんね(;_;)
だからかも知れませんが、彼女がエリ女を走るなら、まず無事で、次に1着で、そして素晴らしいレース、
を望みます…以上、タテマエ(笑)
ホンネは「勝って私の理性を崩壊させてくれ~~~っ!」 デス(^^;

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